前十字靭帯損傷
- 膝が腫れている。
- 触ると熱を持っている。
- 膝がぐらぐらする
- 歩いている時に膝がガクッと崩れる感覚がある
- 膝に力が入らない
- 膝が完全に伸びない・曲がらない
前十字靭帯損傷とは?|らいおんハート整骨院 佐久平本院
膝の前十字靭帯は、膝関節の真ん中で大腿骨と脛骨をつなぐ、強靭なコラーゲンの繊維束。十文字に交差した2本の靭帯のうち、前方に位置しているものを膝前十字靭帯と呼ぶ。
大腿骨の後ろから脛骨の前方につながっており、脛骨が前にずれることを防止して関節を安定化と膝関節の滑らかな動きを誘導する役割がある。
この膝前十字靭帯が耐え切れないほどの強い力が加わって、伸びたり切れたりした状態を損傷または断裂することを「膝前十字靭帯損傷」と言い、非常に強い力が加わった場合は、複数の靭帯が損傷してしまう場合もある。
統計的には男性に比べて女性の方が2~3倍、受傷率が多い。これは女性が男性よりも筋力が弱いため、筋肉でストップかける十分な筋力が無く靭帯に負担がかかってしまい、靭帯を損傷しやすいため。
前十字靭帯損傷の年齢層
中学・高校・大学での部活動、サークルなど10代〜20代の、スポーツをしている人の発生頻度が多い。
前十字靭帯損傷の原因とは?|らいおんハート整骨院 佐久平本院
主な原因としては膝の靭帯は、筋肉より伸縮性がないため無理な外力が加わると断裂しやすい組織のため、スポーツ中の膝への過度な負荷があると損傷が起きる、
ジャンプや着地、急激な方向転換、相手選手からの膝への接触などで受傷。
下記に原因となるスポーツを系統分類別に挙げています。基本的に膝に大きな負荷の加わる可能性のあるスポーツや身体活動において、受傷のリスクがある。
前十字靭帯が切れる場合、接触型と非接触型に大きく分けられる。
接触型
コンタクトスポーツ:ラグビーやアメリカンフットボール、柔道など他の選手との接触によって、激しい衝突や大きな負担が膝関節にかかった場合本来曲げてはいけない角度まで膝が曲がり、膝関節を支えきれなくなった靭帯が損傷する。
非接触型
ジャンプスポーツ:バスケットボール、バレーボール、ハンドボールなどジャンプの着地による衝撃で受傷。
体育館の床はストップがかかりやすいのでジャンプ着地やカット動作で膝前十字靭帯が耐えられない過度の負荷がかかり受傷。
フェイントや切り返しの多いスポーツ:バスケットボールやサッカーなど他人との接触はなくても急な切り返しによって無理な動きをして、膝前十字靭帯の可動域を超えた負荷がかかり受傷。
日常生活において、転倒や打撲の“ちょっとした怪我”でも損傷する。
交通事故などで損傷した場合には、他の靭帯損傷の合併や、軟骨や半月板等を合併することが多い。
前十字靭帯損傷の症状|らいおんハート整骨院 佐久平本院
前十字靭帯が切れた瞬間は、激しい痛みと「ブツッ」「ポキッ」「ゴリッ」など、靱帯が断裂する音を感じる
膝の中で出血するため、膝に血がたまり腫れる。靭帯が切れて間もない数日間は、強い痛みのため歩行困難、痛み以外の症状では、膝が曲がりにくくなり、不安定な感じがある。足で踏ん張るときには、膝がずれるようなグラグラとした感覚を感じます。
個人差はあるが、約2週間~1ヶ月ほどかけて徐々に痛みはひいていきます。
前十字靭帯損傷(断裂)の多くは軽微な損傷を除き自然治癒する事は難しい。
つまり、靱帯が断裂すると膝の安定性が低下するため、膝がガクッと外れるような「膝くずれ」という現象が起こったり、膝の不安定感が残ったりすることがあります。
膝くずれを繰り返すと、膝の軟骨や半月板などの他の組織を傷めるリスクが高くなる。
【前十字靭帯損傷が治らない理由とは?】らいおんハート整骨院佐久平本院
膝前十字靱帯を損傷したままで運動や生活を続けていると、亜脱臼を起こしやすくなり、亜脱臼を繰り返すたびに半月板や軟骨などの膝のクッションの役割をする組織が傷ついていく。
また、亜脱臼を繰り返さなくても、膝の安定性が低下しているので、半月板や軟骨損傷などの組織は傷つき悪化して、半月板損傷・軟骨損傷へ発展して、更に数年をかけて徐々に変形性膝関節症へと移行する。
術後の固定により筋肉の柔軟性を低下させて硬く縮こまった結果、膝関節の機能回復が遅れているので痛みがなくならない。
なので、痛みが出ているところだけを治療しても良くならない。痛みのポイントを治療すると同時に膝のストレッチはもちろん、大腿四頭筋やハムストリングスのストレッチと筋力アップ、臀部のストレッチと筋力アップ、それから股関節の柔軟性を高め可動域を広げることが重要。
膝関節の不安定性を軽減し可動域訓練、筋力強化、バランス訓練など今後関節の不安定性が残る事での早期の変形性膝関節症を防ぐ事を目的とする。
当院の前十字靭帯損傷施術方法|らいおんハート整骨院 佐久平本院
1.視診・問診
まずは患者様のお悩みについて、問診で話しを聞いていきます。
患者様が来院された時から治療は始まっていて来院してからの動きなども拝見して、治療に活かしていきます。
2.的確な運動検査、一ミリにこだわる触診
患者様のお悩みの原因となる筋肉を動きから、さらに実際に触り一ミリ単位で筋肉を触り分けていきます。そこで原因を見つけていきます。
3.説明と提案
そこで得た患者様のお身体の状態を踏まえて現在の状態をご説明いたします。
お身体の状態に合わせた最善な治療をご提案していきます。
4.施術
当院独自の触るレントゲンと呼ばれている【MPF療法】を用いてお一人お一人に合った刺激量や強さで治療していき、症状の原因となる筋肉を直接アプローチしていきます。
さらに大切になってくる姿勢に対してお一人お一人のお身体をチェックしたうえで【筋膜猫背・骨盤矯正】を用いて首や背中により負担をかけてしまっている不良姿勢や身体の歪みを整えていき、根本的な症状の改善を行っていきます。
5.通院指導、治療計画
改善に向けてのお一人お一人に合った、最善の通院ペースや治療の提案を行っていきます。オンリーワンの治療の計画を患者様お一人お一人と相談して治療を進めていきます。
【当院の根本治療】 らいおんハート整骨院佐久平本院
前十字靭帯損傷=MPF療法×筋膜リリース骨盤矯正×鍼灸治療
【根本改善プログラム、治療計画】
症状の治療の最終ゴールは「元に戻らない体を作る」事です。
その為に、患者様のSTEP毎に的確な治療を行い、少しづつ痛みを引き起こさない体に近づけていきます。
根本改善プログラムは「元に戻らない体を作る」為に8~16回の治療プログラムを作らせて頂いております。
具体的なアプローチは、全身の歪みを矯正する事で正しい姿勢、正しい動きを再構築していきます。
更に痛みの原因であるしこり(筋硬結)を徒手治療や鍼治療などで除去していく事で「凝りがスッキリ、症状もスッキリ」を実現させていきます。
このような治療を行っていく事で、「治療後は楽になるけど、期間が空いてしまうと戻ってしまう」などのような訴えがなくなっていきます。
上記のような辛い症状でお悩みの方はもちろん、姿勢が気になるという方も是非一度当院にご来院して頂き、お身体を診させて頂ければと思います。そのお悩み一緒に改善していきましょう!