逆流性食道炎
- 胸やけがひどい
- 胃酸が上がってくることがある
- 仰向けや寝返りの際に吐き気がある
- 食欲がなくなってきた
- げっぷが出る
逆流性食道炎とは|らいおんハート整骨院 佐久平本院
食道は口から入れた食物を、胃に送るための管で、通常一方通行です。通常は閉じられていますが、食物を飲み込んだ際に開いて、食物を胃に送り込むための括約筋が働いているからです。
胃には酸から粘膜を守る防御機能が働いています。しかし食道にはこの防御機能がないため、何らかの原因で胃酸が食道に逆流すると、食道粘膜は強い酸である胃酸にさらされて炎症を起こします。
胃から食道への逆流が繰り返し起こると、食道の粘膜に炎症が生じ、胸やけや呑酸などの不快な症状が起こります。これが「逆流性食道炎」と呼ばれます。
逆流性食道炎を予防するには|らいおんハート整骨院 佐久平本院
アルコールを過度に摂取してしまうと下部食道括約筋が過度に弛緩したり胃酸の分泌量が増えるなどの症状が出てしまいます。
また腹圧が上昇し下部食道括約筋の働きが弱まる状態ですから食道へと胃酸が戻されることで炎症が出やすくなります。
姿勢が悪く猫背で背中がまがっていると腹圧が強くなり、胃酸の逆流を招きます。
猫背の姿勢は腹部が潰された体勢になりますので、お腹に大きな圧力がかかってしまい、胃が圧迫を受けて逆流を招いてしまいます。
不規則な生活習慣・暴飲暴食は、自律神経系のバランスを乱し身体の不調を引き起こします。普段から疲労やストレスは適度に解消し、体に無理をさせないように意識しましょう。
逆流性食道炎の原因と注意点|らいおんハート整骨院 佐久平本院
逆流性食道炎は背中周りの筋肉の過緊張が引き金で自律神経の乱れが起こったり食道に炎症を起こすことによって体の防御機構によって筋緊張が起こります。
現代はデスクワークやスマートフォンの使用をはじめとする社会のため、背中周りの筋肉が緊張したり猫背になったりと前かがみになり腹圧を高めてしまいやすい状況が多く成っています。
また血液の情感が悪くなりやすく自律神経が乱れやすい環境にあるといえます。
これらが原因で起こっている逆流性食道炎には、筋肉を弛めるストレッチやマッサージ・鍼治療が非常に効果的です。
当院の、逆流性食道炎へのアプローチと考え方
1、視診、問診
患者様のお悩みに対して問診にて詳しく聞かせて頂きます。
お話を伺うだけではなく御来院時や院内誘導の際などの患者様の身体の使い方や動きなども細かく観察させて頂き、治療の参考にさせて頂きます。
特に逆流性食道炎では、私生活や就業時に症状につながる誘因が隠れていることが多いので細かくお話を聞かせていただきます。
2、的確な運動検査、1ミリにこだわる触診
体表解剖・筋触察を修了したスタッフによる姿勢分析や患者様の訴えなどを統合的に判断し徒手検査、触診によって症状の根本原因・原因筋を1ミリまで触り分け特定していきます。
食道の炎症による過度な背中のハリやストレスや、肉体的疲労も全身の筋肉に現れることが多くあるため、症状との関係性があるか、筋肉を通して確認していきます。
3、説明
患者様のお身体の状態を視診、問診、運動検査、触診から得た情報を踏まえお伝えいたします。
まずは、なぜ症状が出ているのか、施術者の原因分析を説明させていただき、症状がでた誘因であろうことを患者様とすり合わせて導いていきます。
4、施術
逆流性食道炎の場合は、食道の括約筋を制御する自律神経の不調和や筋肉の緊張を取り除き症状改善を図ります。自律神経の症状は背部の筋肉に緊張が出ることが多いので背部に対してアプローチします。
また局所への循環も改善させるよう頚部の筋肉、背部の筋肉の緊張を緩めていきます。
5、通院指導、治療計画
患者様1人1人に合わせたオンリーワンの通院・治療計画とライフスタイルに合わせた生活指導など行い患者様が最短で痛みなどのお悩みから解消できるよう行います。
また、当院の施術だけでなく自宅での生活改善や運動指導などもさせていただき症状改善を図っていきます。