歩行時やランニング、自転車などの運動時に膝の少し内側に痛みがあり、何かがひっかかる感じがします。指などで膝の内側を押しても痛みがあります。これをタナ障害と言います。

まれに膝の曲げ伸ばしに運動制限が出たり、膝が腫れたりしてしまうことがあります。

特に、ジャンプ動作の多い競技によく見られる症状です。

【タナ障害の原因とは？】らいおんハート整骨院佐久平本院

そもそも、タナ障害の「タナ」とは、大腿骨と膝蓋骨の内側の間にある「滑膜ヒダ」のこと言います。そして、膝蓋上滑膜ヒダ・膝蓋下滑膜ヒダ・膝蓋内側滑膜ヒダ・膝蓋外側滑膜ヒダの4つの滑膜ヒダが存在します。この中で主に問題となってくるのが膝蓋内側滑膜ヒダで、膝関節のの曲げ伸ばしに際して、内側の膝蓋骨と大腿骨の間（内側膝蓋大腿関節内）に挟まれてしまいます。それにより、痛みが主とする症状が出てきます。

膝関節に慢性的に負担をかけてしまうことにより、タナが硬くなってしまったり、厚くなってしまうことではさみ込まれて症状を引き起こしてしまいます。

タナは生まれてから退化してなくなるものなのですが、お母さんのお腹の中にいる時は全ての人にあり、生後も正常の人の約半数が持っていますので、全然スポーツをしていない人がタナ障害を起こしても珍しいことではありません。

運動時に膝蓋骨の内側下縁に痛み、違和感があり、同じ場所に圧痛も出ます。引っ掛かりや痛みが生じてしまった状態で長期間放置してしまうと、運動時だけでなく、安静時や立っている時も痛みや違和感が出てきてしまい、これが続いてしまいます。

膝関節の屈伸運動時にパキンというクリック音を触知し、症状が著しい時は雑音も聞くことがあります。

先天的な膝蓋骨の形の悪い人や膝蓋骨高位（膝蓋腱が長く膝蓋骨が正常の位置より上に行ってしまっている）の人もタナ障害の症状を引き起こすこともあります。

タナ障害が治らない理由としては、

• 痛みがあるのに我慢して運動を続けてしまう

• 膝関節周囲を安静にしていない

• 大腿四頭筋が硬くストレッチ性がない

• ジャンプ系の競技を続けている

こういったことなどが原因で悪化したり、治らない原因になってしまいます。

１.視診・問診

まずは患者様のお悩みについて、問診で話しを聞いていきます。

患者様が来院された時から治療は始まっていて来院してからの動きなども拝見して、治療に活かしていきます。

２.的確な運動検査、一ミリにこだわる触診

患者様のお悩みの原因となる筋肉を動きから、さらに実際に触り一ミリ単位で筋肉を触り分けていきます。そこで原因を見つけていきます。

３.説明と提案

そこで得た患者様のお身体の状態を踏まえて現在の状態をご説明いたします。

お身体の状態に合わせた最善な治療をご提案していきます。

４.施術

当院独自の触るレントゲンと呼ばれている【MPF療法】を用いてお一人お一人に合った刺激量や強さで治療していき、症状の原因となる筋肉を直接アプローチしていきます。

さらに大切になってくる姿勢に対してお一人お一人のお身体をチェックしたうえで【筋膜猫背・骨盤矯正】を用いて首や背中により負担をかけてしまっている不良姿勢や身体の歪みを整えていき、根本的な症状の改善を行っていきます。

５.通院指導、治療計画

改善に向けてのお一人お一人に合った、最善の通院ペースや治療の提案を行っていきます。オンリーワンの治療の計画を患者様お一人お一人と相談して治療を進めていきます。

【当院の根本治療】　らいおんハート整骨院佐久平本院

＝MPF療法×筋膜リリース骨盤矯正×鍼灸治療

【根本改善プログラム、治療計画】

症状の治療の最終ゴールは「元に戻らない体を作る」事です。

その為に、患者様のSTEP毎に的確な治療を行い、少しづつ痛みを引き起こさない体に近づけていきます。

根本改善プログラムは「元に戻らない体を作る」為に８～16回の治療プログラムを作らせて頂いております。

具体的なアプローチは、全身の歪みを矯正する事で正しい姿勢、正しい動きを再構築していきます。

更に痛みの原因であるしこり（筋硬結）を徒手治療や鍼治療などで除去していく事で「凝りがスッキリ、症状もスッキリ」を実現させていきます。

このような治療を行っていく事で、「治療後は楽になるけど、期間が空いてしまうと戻ってしまう」などのような訴えがなくなっていきます。

上記のような辛い症状でお悩みの方はもちろん、姿勢が気になるという方も是非一度当院にご来院して頂き、お身体を診させて頂ければと思います。そのお悩み一緒に改善していきましょう！