スマートフォン症候群は、スマホの長時間の使用によって起きる、「肩コリ」、「首のコリ」、「ストレートネック」、「眼精疲労」、「ドライアイ」、「腱鞘炎（ドケルバン病）」などの症状の総称の事を言います。

精神面では「スマホ依存症」や「うつ病」と言った症状が出ます。

【スマートフォン症候群の原因とは？】らいおんハート整骨院佐久

スマートフォン症候群の原因として、

• ・使用する時の姿勢
• ・使用時間
• ・スマホの大きさ
• ・周囲の環境

などが挙げられます。

使用する姿勢は、スマホを使用する時、下を向いて覗き込むように画面を見ます。

下を向いて画面を見る時、首の筋肉が頭を支えるように緊張します。

頭の重さは、約４～６㎏あり、その重さを支えるので首コリや肩コリの症状が出ます。

使用時間が長くなるほど、スマートフォン症候群の発症リスクは高くなります。

頭の重さを支える為に首や肩が緊張します。

スマホの画面を見続けることで瞬きが減り眼精疲労やドライアイの症状が出ます。

文字の入力で画面をスワイプする際、親指を長時間使う事で腱鞘炎になります。

スマホの大きさは、大きすぎる場合に発生します。

指で操作する際、無理に指を動かし使う事で筋肉が硬直し、筋肉の腱に炎症が起こり腱鞘炎を起こします。

周囲の環境は、夜暗い場所で画面を見る事で脳が興奮状態になります。

夜寝た時に、身体が眠りについても脳が目覚めている状態になります。その為、自律神経に乱れが起きて、うつ病を発症する事があります。

スマートフォン症候群の症状は様々です。

１．ストレートネック

ストレートネックは、首の骨（頸椎）が真っ直ぐになる症状の事です。

頸椎は通常、前傾（前に反った状態）しています。

前傾している理由として、脊柱を彎曲させることで足からの衝撃を脳に直接与えないためです。

正常の角度は３０～４０度で、ストレートネックの場合は３０度以下になります。重症になると頸椎が後傾（逆に反る）になります。

また、足からの衝撃に耐える為に、首や肩の筋肉を緊張させることで脳への衝撃を和らげます。その為、首コリや肩コリと言った症状が起きます。

２．眼精疲労、ドライアイ

眼精疲労とは、目がかすむ、目の奥が痛い、ピントが合わないと言った症状の事です。

ドライアイは、画面を見続けることで、涙の量が減り目が渇く状態の事を指します。

瞬きをした時に、涙が出ますが、画面を見続けた事で瞬きの量が減り、眼精疲労やドライアイの症状が出ます。

３．腱鞘炎（ドケルバン病）

ドケルバン病は、手首の親指側に炎症が起き痛みを出す疾患です。

スマートフォンを片手で掴み親指で操作する事で起きます。痛みを放置すると、安静にしていても痛みが出たり、スマホを持つだけでも痛みが出ることがあり、日常生活に支障をきたします。

４．うつ病

首や背中から自律神経（交感神経、副交感神経）が出ます。

スマホを長い時間、下を向いて使う事で首や背中の筋肉が緊張し、硬くなります。

硬くなる事で交感神経と副交感神経の切り替えができなくなります。

特に交感神経が優位になり、頭痛やめまい、食欲不振、睡眠不足などの症状が出ます。

これらの症状が長い期間続く事で、精神に影響をきたしうつ病を発症します。

スマートフォン症候群の原因は、長時間のスマホの使用です。

スマホを使用する時間を決め長時間の使用を控える必要があります。

ですが、それだけでは改善しません。

スマートフォン症候群の症状を出しているのは、姿勢や筋肉が関係しています。

正しい姿勢でスマホを使用する事で、首や肩、背中の負荷が少なくなります。

筋肉が硬くなる事で症状が出るので、スマホを長時間使用した際は、筋肉を温め循環の流れをよくする事が大切になります。

１.視診・問診

まずは患者様のお悩みについて、問診で話しを聞いていきます。

患者様が来院された時から治療は始まっていて来院してからの動きなども拝見して、治療に活かしていきます。

２.的確な運動検査、一ミリにこだわる触診

患者様のお悩みの原因となる筋肉を動きから、さらに実際に触り一ミリ単位で筋肉を触り分けていきます。そこで原因を見つけていきます。

３.説明と提案

そこで得た患者様のお身体の状態を踏まえて現在の状態をご説明いたします。

お身体の状態に合わせた最善な治療をご提案していきます。

４.施術

当院独自の触るレントゲンと呼ばれている【MPF療法】を用いてお一人お一人に合った刺激量や強さで治療していき、症状の原因となる筋肉を直接アプローチしていきます。

さらに大切になってくる姿勢に対してお一人お一人のお身体をチェックしたうえで【筋膜猫背・骨盤矯正】を用いて首や背中により負担をかけてしまっている不良姿勢や身体の歪みを整えていき、根本的な症状の改善を行っていきます。

５.通院指導、治療計画

改善に向けてのお一人お一人に合った、最善の通院ペースや治療の提案を行っていきます。オンリーワンの治療の計画を患者様お一人お一人と相談して治療を進めていきます。

【当院の根本治療】　らいおんハート整骨院佐久

＝MPF療法×筋膜リリース骨盤矯正×鍼灸治療

【根本改善プログラム、治療計画】

症状の治療の最終ゴールは「元に戻らない体を作る」事です。

その為に、患者様のSTEP毎に的確な治療を行い、少しづつ痛みを引き起こさない体に近づけていきます。

根本改善プログラムは「元に戻らない体を作る」為に８～16回の治療プログラムを作らせて頂いております。

具体的なアプローチは、全身の歪みを矯正する事で正しい姿勢、正しい動きを再構築していきます。

更に痛みの原因であるしこり（筋硬結）を徒手治療や鍼治療などで除去していく事で「凝りがスッキリ、症状もスッキリ」を実現させていきます。

このような治療を行っていく事で、「治療後は楽になるけど、期間が空いてしまうと戻ってしまう」などのような訴えがなくなっていきます。

上記のような辛い症状でお悩みの方はもちろん、姿勢が気になるという方も是非一度当院にご来院して頂き、お身体を診させて頂ければと思います。そのお悩み一緒に改善していきましょう！