開口障害とは、何かしらの原因で口が開きにくい事、顎に痛みがあり口が開けない事をいいます。

開口障害は女性に多く見られます。あらゆる年代で症状が見られ、顎関節症が進行する事で症状が起きる事もあり、症状はゆっくり進行していきます。

通常、人の口は約３～６ｃｍ程度開くと言われています。

開口障害は３ｃｍ以下しか開かない状態になります。

【開口障害の原因とは？】らいおんハート整骨院佐久平本院

 開口障害の原因として

• ・閉口筋の伸張不全、開口筋の機能不全
• ・下顎の位置のズレ

が挙げられます。

顎関節は、口を開く動きをする「開口筋」と口を閉じる動き（咬む）をする「閉口筋」が収縮する事で動いています。

開口筋は、舌骨筋群が働き口を開く動きをします。

閉口筋は、咬筋、側頭筋、外側翼突筋、内側翼突筋の４つの筋が働くことで口を閉じる動きをします。

これらの筋肉の硬くなり機能が低下する事で、顎関節の動きが出なくなります。

なぜ筋肉が硬くなるのでしょうか？

筋肉は、使い過ぎる事で疲労し動きが乏しくなります。

またストレスを受けることで血管を収縮させ循環が悪くなります。循環が悪くなり筋肉に血液が回らず柔軟性が低下し、硬くします。

柔軟性が低下すると筋出力が低下します。口を開く、閉じる事に力が入らなくなる為、開口障害が起きます。

また開口筋と閉口筋のバランスも重要になります。

精神的なストレスができると、睡眠時に「歯ぎしり」を行う事があります。

歯ぎしりを行う事で閉口筋の緊張が高くなります。その為、開口筋が正常でも閉口筋の伸張性がない為、開口障害となります。

下顎の位置にズレが生じる事で開口障害は起きます。

ズレが生じ顎関節内の関節軟骨が引っかかる事で関節のロッキングが起きます。

ロッキングは一時的に口を開ける事ができなくなるものと、関節軟骨が完全に引っかかり開けなくなるものもあります。

開口障害は、初期症状として物を食べる時に顎に違和感が出る様になります。

その後、物を食べる時、話す、笑う、あくびなどの動きで口が開きにくい状態になります。

また、口の開閉時、顎を動かした時に顎関節が「カクカク」と音が鳴ります。

症状が進行すると、口を開こうとするときに顎関節に痛みが出現し、食事の咀嚼時（物を咬む）に疲労感が出ます。

顎に痛みが出現すると、顎関節の周囲の筋肉に炎症が起きています。

口が開きにくい段階で筋肉の柔軟性が乏しくなっています。その硬くなった筋肉を無理やり動かし、筋肉が損傷し（微細な肉離れ）炎症反応として痛みが出ます。

重症化すると、朝の寝起きにこわばりが出ます。また顎関節内の関節軟骨が引っかかるロッキングが起き口が開かない状態になります。

また、口が開かない事で無理やり動かす事で、首や側頭部に痛みが出ることもあります。

開口障害の治療法として、スプリントというものを口の中に入れ咬み合わせを調節する事が一般的です。

開口障害の原因は、筋肉が硬くなる事で起きます。

痛みが出た時には、冷やすといいと言われていますが、筋肉は冷やす事で循環が悪くなりより硬くなる為、温める事が大切です。

また、歯ぎしりなどを起こしてしまう原因が改善しない事で再発につながります。

自律神経の乱れや、姿勢の歪みでもストレスを感じて歯ぎしりを行う事がある為、顎周りを見るだけでは改善に時間がかかる場合があります。

１.視診・問診

まずは患者様のお悩みについて、問診で話しを聞いていきます。

患者様が来院された時から治療は始まっていて来院してからの動きなども拝見して、治療に活かしていきます。

２.的確な運動検査、一ミリにこだわる触診

患者様のお悩みの原因となる筋肉を動きから、さらに実際に触り一ミリ単位で筋肉を触り分けていきます。そこで原因を見つけていきます。

３.説明と提案

そこで得た患者様のお身体の状態を踏まえて現在の状態をご説明いたします。

お身体の状態に合わせた最善な治療をご提案していきます。

４.施術

当院独自の触るレントゲンと呼ばれている【MPF療法】を用いてお一人お一人に合った刺激量や強さで治療していき、症状の原因となる筋肉を直接アプローチしていきます。

さらに大切になってくる姿勢に対してお一人お一人のお身体をチェックしたうえで【筋膜猫背・骨盤矯正】を用いて首や背中により負担をかけてしまっている不良姿勢や身体の歪みを整えていき、根本的な症状の改善を行っていきます。

５.通院指導、治療計画

改善に向けてのお一人お一人に合った、最善の通院ペースや治療の提案を行っていきます。オンリーワンの治療の計画を患者様お一人お一人と相談して治療を進めていきます。

【当院の根本治療】　らいおんハート整骨院佐久平本院

＝MPF療法×筋膜リリース骨盤矯正×鍼灸治療

【根本改善プログラム、治療計画】

症状の治療の最終ゴールは「元に戻らない体を作る」事です。

その為に、患者様のSTEP毎に的確な治療を行い、少しづつ痛みを引き起こさない体に近づけていきます。

根本改善プログラムは「元に戻らない体を作る」為に８～16回の治療プログラムを作らせて頂いております。

具体的なアプローチは、全身の歪みを矯正する事で正しい姿勢、正しい動きを再構築していきます。

更に痛みの原因であるしこり（筋硬結）を徒手治療や鍼治療などで除去していく事で「凝りがスッキリ、症状もスッキリ」を実現させていきます。

このような治療を行っていく事で、「治療後は楽になるけど、期間が空いてしまうと戻ってしまう」などのような訴えがなくなっていきます。

上記のような辛い症状でお悩みの方はもちろん、姿勢が気になるという方も是非一度当院にご来院して頂き、お身体を診させて頂ければと思います。そのお悩み一緒に改善していきましょう！