起立性調節障害
- 立ち上がる時に、めまい、動悸、ひどいと失神などが起きる
- 耳鳴りがする、ひどい時は吐き気や頭痛がする
- 肩が凝っている
- 根本的に姿勢が悪い
起立性調節障害とは?|らいおんハート整骨院 佐久平本院
立ち眩みの一種として見られることがありますが、大きな違いは立ち眩みはどの世代でも起きますが起立性調節障害は圧倒的に思春期前後の小児に多く見られ、立位時にめまい、動悸、ひどいものは失神などが起きる自律神経系の失調です
朝起きた時や長時間座っていた姿勢から急に立ち上がった時に起こる軽いめまいやふらつきのことをいいます。
これは、起立性低血圧(きりつせいていけつあつ)の症状の一つで、脳の血流や血液量が減少し、脳が酸素不足になった状態(脳貧血)に起こるものです。
もともと地球には重力があるため、血液は下半身のほうに溜まりやすいのですが、長時間、身体を動かさない状態が続くことで脳貧血の状態になりやすくなります。
起立性調節障害を予防するには|らいおんハート整骨院 佐久平本院
朝ベッドや布団から起き上がる時は、いきなり頭を起こすのではなく、ゆっくりと身体を動かしながら起きあがりましょう。寝返りを打つ、簡単なストレッチをするなどして、身体に血を巡らせてから起きあがってて、朝の活動を始めましょう!
貧血は、血液中のヘモグロビンという色素が減少することによるものです。
鉄分やタンパク質を多く含んでいるレバー、ほうれん草、赤身魚や大豆などの食材を摂取することでヘモグロビンをたくさん作り、貧血の改善に役立てましょう!
適度な運動をしたり体を冷やさないことで、血行を良くしましょう。エスカレーターや乗り物の利用を控え、なるべく歩くこと。
また、冷たいもの食べ過ぎ・飲み過ぎを控えるなど、日常生活から心掛けることが大切です。
不規則な生活習慣・暴飲暴食は、自律神経系のバランスを乱し身体の不調を引き起こします。普段から疲労やストレスは適度に解消し、体に無理をさせないように意識しましょう。
起立性調節障害の原因と注意点【重要】|らいおんハート整骨院 佐久平本院
起立性調節障害は首周りの筋肉の過緊張や自律神経の乱れが原因で起こっていることがあります。
小児に多いこの症状は現代病の一種といえます。
猫背での勉強やスマートフォン見すぎ、ゲーム機の使用をはじめとする不良姿勢の長時間の継続により首周りの筋肉が緊張したり、自律神経が乱れやすい環境にあるといえます。
これらが原因で起こっている起立性調節障害には、筋肉を緩めるストレッチやマッサージ・鍼治療が非常に効果的です。
小児は特に生活習慣で姿勢が悪くなりやすいため姿勢矯正などはとても有効的といえます。
当院の起立性調節障害へのアプローチと考え方
1、視診、問診
患者様のお悩みに対して問診にて詳しく聞かせて頂きます。
お話を伺うだけではなく御来院時や院内誘導の際などの患者様の身体の使い方や動きなども細かく観察させて頂き、治療の参考にさせて頂きます。
特に起立性調節障害では、私生活や就業時に症状につながる誘因が隠れていることが多いので細かくお話を聞かせていただきます。
2、的確な運動検査、1ミリにこだわる触診
体表解剖・筋触察を修了したスタッフによる姿勢分析や患者様の訴えなどを統合的に判断し徒手検査、触診によって症状の根本原因・原因筋を1ミリまで触り分け特定していきます。
ストレスや、肉体的疲労も全身の筋肉に現れることが多くあるため、ストレスと症状との関係性があるか、筋肉を通して確認していきます。
3、説明
患者様のお身体の状態を視診、問診、運動検査、触診から得た情報を踏まえお伝えいたします。
まずは、なぜ症状が出ているのか、施術者の原因分析を説明させていただき、症状がでた誘因であろうことを患者様とすり合わせて導いていきます。
また現在の身体の状態に合わせ治療メニュー等も最善なものを提案させて頂きご納得いただいた上で施術に入れますように行っていきます。
4、施術
起立性調節障害の場合は、自律神経の不調和や筋肉の緊張を取り除き症状改善を図ります。自律神経の症状は背部の筋肉に緊張が出ることが多いので背部に対してアプローチします。
また局所への循環も改善させるよう頚部の筋肉、背部の筋肉の緊張を緩めていきます。
5、通院指導、治療計画
患者様1人1人に合わせたオンリーワンの通院・治療計画とライフスタイルに合わせた生活指導など行い患者様が最短で痛みなどのお悩みから解消できるよう行います。
また、当院の施術だけでなく自宅での生活改善や運動指導などもさせていただき症状改善を図っていきます。