仙腸関節炎
- 椅子に座るとお尻や腰が痛くなる
- 仰向けに寝る事ができない
- 痛い側を下にして寝る事ができない
- 歩き始めに特に痛みが出やすい
- 前屈みの姿勢になると痛む
仙腸関節炎とは?|らいおんハート整骨院 佐久平本院
骨盤は中心に位置する仙骨の左右を腸骨という骨が挟む形をして、そのつなぎ目に当たる部分を「仙腸関節」と呼び、仙腸関節は脚と身体をつなぐ重要な関節で、上半身の重さや地面から衝撃を受け止めるため、固い靭帯で何重にも覆われている。
腰の痛みは多岐に渡るが、腰の下にあるお尻の辺りに痛みが生じる場合、仙腸関節炎の可能性がある。
仙腸関節というとあまり聞き慣れない関節で、前屈みになる時などに仙腸関節は多少動きますが、仙腸関節は特に動きの少ない関節で動いたとしても2mm~3mm程度と言われている。
そのため、過度に仙腸関節へ負担がかかると動かなくなってしまい機能が低下してしまう事があり、その状態で身体に負荷がかかることで仙腸関節に炎症が起きてしまい、痛みがでる事を仙腸関節炎と呼ぶ。
仙腸間節炎は関節の構造から、左右の脚を前後に開いたり腰を大きく捻るなど、骨盤に左右非対称の力が加わることで発症する。
【仙腸関節炎の原因とは?】らいおんハート整骨院佐久平本院
仙腸関節は仙骨と腸骨の関節ですが、仙骨は上半身の体重を受けとめている、一方で、腸骨は基本的に地面から突き上げられる力を受けとめている。
仙腸関節は、上下からの負荷がぶつかり合う関節であり、摩擦が加わることで、たくさん歩いた後などは痛みが出やすい傾向にある。どちらかと言えば、歩いている時ではなく、歩いた後に痛みが出やすい。
仙腸関節が痛みの原因の場合、骨盤の骨の一部である上後腸骨棘周囲のお尻に痛みがある人が多い。
重量物を持つ作業をする人や肥満の人、前傾姿勢や中腰で同じ動作を繰り返す人、不意に重いものを持ち上げる人、長時間座っている人、背骨を固定する手術を行った人などで多くみられる。女性では産後の人に多いとされている、これは出産による骨盤の緩みが仙腸関節を不安定にすることで、炎症が生じやすい状態になってしまっていることが考えられるため。
また、体幹や股関節周囲の筋力が落ち、仙腸関節や靱帯への負担が大きくなることで骨盤の不安定な状態が出現し仙腸関節の軟骨がすり減り痛みがでる。
仙腸関節が動かなくなり、関節の機能が失われた状態を仙腸関節機能障害と呼び。さらに、仙腸関節が動かない状態で無理をして動いたりしていると仙腸関節に炎症がおき、炎症もおきている状態を仙腸関節炎と呼ぶ。
仙腸関節由来の患者数は若齢者から高齢者まで幅広い年齢層で、1:2の男女比で見られ、ぎっくり腰の原因の一つともいわれているが、ハッキリとした原因や痛みとの因果関係はあまりわかっていない。
仙腸関節炎の症状|らいおんハート整骨院 佐久平本院
腰のやや下方で痛みが生じることが多いが、なかには臀部や大腿部にまで痛みを訴える場合もある。仙腸関節炎で中腰姿勢や身体を反る動きで痛みが悪化する傾向にある。
ぎっくり腰のような急性腰痛の一部は仙腸関節の捻挫が原因ですが、仙腸関節の捻じれが解除されないまま続くと慢性腰痛の原因になる。長い時間椅子に座れない、仰向けに寝れない、痛いほうを下にして寝れない、という症状が特徴的で、歩行開始時に痛みがあるが徐々に楽になる、正坐は大丈夫などの症状もある。
また、腰椎と仙腸関節は近くにあり、関連しているので、腰椎の病気に腰椎の病気による神経症状と似ており、合併症との注意が必要となる。
下肢の痛みは一般的に坐骨神経痛と呼ぶが、仙腸関節の動きが悪くなり、周囲の靭帯が刺激されることでも、下肢の痛みと下肢にしびれの症状が生じる。
そのほか、仙腸関節炎全般において以下のような症状が生じる可能性がある。
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・歩いていると痛みが出てくる(間欠性跛行:かんけつせいはこう)
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・靴下をはくときや顔を洗う時など前かがみの姿勢をとると痛む
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・運動による痛み、圧迫に対して感じる痛み
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・運動の強度や種類の制限
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・しびれ、冷感、感覚が鈍くなるなどの感覚異常
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・筋肉のこわばり、けいれん、こり
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・筋力低下、筋肉がやせることにより今までできていた動作ができなくなる
仙腸関節炎が治らない理由とは?|らいおんハート整骨院 佐久平本院
仙腸関節炎はそのまま放置していてもなかなか改善せず痛みが長期化する、
長期化してしまうと日常生活や仕事にも影響が出るためにも早期にしっかりと治療を行っていく事が重要となる。
仙腸関節は脊椎の最下部にあり、仙骨と腸骨の間で体重を支えている関節なので仙腸関節の動きが改善しない事で脊椎全体が痛みでスムーズに動かすことが出来なくなる。痛みを我慢していると、股関節や膝、足首にまで痛みが生じ、さらには首痛や頭痛などと二次的、三次的に痛みが発展する。
最下部で支える仙腸関節のズレることで回りの筋肉の柔軟性を低下させて硬く縮こまった結果、更に仙腸関節の機能回復が遅れているので痛みがなくならない。
なので、痛みが出ているところだけを治療しても良くならない、痛みのポイントを治療すると同時に仙腸関節歪みの解消はもちろん、大腿四頭筋やハムストリングスのストレッチと筋力アップ、臀部のストレッチと筋力アップ、それから股関節の柔軟性を高め可動域を広げることが重要です。
当院の仙腸関節炎施術方法|らいおんハート整骨院 佐久平本院
1.視診・問診
まずは患者様のお悩みについて、問診で話しを聞いていきます。
患者様が来院された時から治療は始まっていて来院してからの動きなども拝見して、治療に活かしていきます。
2.的確な運動検査、一ミリにこだわる触診
患者様のお悩みの原因となる筋肉を動きから、さらに実際に触り一ミリ単位で筋肉を触り分けていきます。そこで原因を見つけていきます。
3.説明と提案
そこで得た患者様のお身体の状態を踏まえて現在の状態をご説明いたします。
お身体の状態に合わせた最善な治療をご提案していきます。
4.施術
当院独自の触るレントゲンと呼ばれている【MPF療法】を用いてお一人お一人に合った刺激量や強さで治療していき、症状の原因となる筋肉を直接アプローチしていきます。
さらに大切になってくる姿勢に対してお一人お一人のお身体をチェックしたうえで【筋膜猫背・骨盤矯正】を用いて首や背中により負担をかけてしまっている不良姿勢や身体の歪みを整えていき、根本的な症状の改善を行っていきます。
5.通院指導、治療計画
改善に向けてのお一人お一人に合った、最善の通院ペースや治療の提案を行っていきます。オンリーワンの治療の計画を患者様お一人お一人と相談して治療を進めていきます。
【当院の根本治療】 らいおんハート整骨院佐久平本院
仙腸関節炎=MPF療法×筋膜リリース骨盤矯正×鍼灸治療
【根本改善プログラム、治療計画】
症状の治療の最終ゴールは「元に戻らない体を作る」事です。
その為に、患者様のSTEP毎に的確な治療を行い、少しづつ痛みを引き起こさない体に近づけていきます。
根本改善プログラムは「元に戻らない体を作る」為に8~16回の治療プログラムを作らせて頂いております。
具体的なアプローチは、全身の歪みを矯正する事で正しい姿勢、正しい動きを再構築していきます。
更に痛みの原因であるしこり(筋硬結)を徒手治療や鍼治療などで除去していく事で「凝りがスッキリ、症状もスッキリ」を実現させていきます。
このような治療を行っていく事で、「治療後は楽になるけど、期間が空いてしまうと戻ってしまう」などのような訴えがなくなっていきます。
上記のような辛い症状でお悩みの方はもちろん、姿勢が気になるという方も是非一度当院にご来院して頂き、お身体を診させて頂ければと思います。そのお悩み一緒に改善していきましょう!