腋窩神経とは肩甲骨から肩の三角筋を神経支配する神経です。

肩甲骨の上から腕を囲むように走行し上腕骨・上腕三頭筋・大円筋・小円筋で構成したクアドリラテラルスペースを通り三角筋に向かって走行します。

腋窩神経麻痺で一番多いのがこのクアドリラテラルスペースで絞扼され麻痺症状を起こす事が多く見られます。

腱板断裂と症状が似ている為、鑑別診断では注意が必要になります。

【腋窩神経麻痺の原因とは？】らいおんハート整骨院佐久平本院

腋窩神経麻痺はクアドリラテラルスペースで圧迫し症状が出てきます。

クアドリラテラルスペースは肩関節の後面に位置する所にあり様々な理由で圧迫してしまいます。

• ・肩を直接ぶつける

• ・姿勢不良

• ・腕の骨折

• ・四十肩・五十肩による筋肉の拘縮

など、局所的な原因から身体全体の骨格の歪みまでもが原因になってしまいます。

一番多く起こるのが不良姿勢から筋肉の拘縮で起こる事が多く次に直接肩をぶつけるで事で起こる事が多いです

腋窩神経麻痺の症状は腱板断裂の症状と似ていますが腱板断裂と大きく違う事が2つあります。

１　感覚異常

腋窩神経は肩の三角筋と言う筋肉を支配しています。神経麻痺を起こす事によって肩の側面の部分に触られる感じがしないという知覚的異常が見られます。

これは触られる事で脳に情報を送っているのだが傷害される事によってそれが行かなくなってしまいます。

２　筋肉の萎縮

腋窩神経が支配している三角筋が麻痺を起こす事によって筋肉が萎縮し筋力低下を起こします。

左右で見比べても萎縮は著しく陥没するように萎縮してしみます。

腱板断裂と比べ筋肉を使う事ができるので三角筋の萎縮は見られないことから鑑別診断をする事ができます。

腋窩神経麻痺の圧迫は筋肉の拘縮から出てくることが多いので筋肉の柔軟性を出すのと姿勢を改善していく事が重要になります。

筋肉の硬さを改善していくには新しい筋繊維になるのに約２８日間かかるのに加え姿勢に関しては時間が経つにつれて悪くなってしまうので改善していくのに非常に時間がかかります。

局所だけ筋肉の柔軟性を出しても姿勢を改善しなくてはいけないので両方の治療が必要になります。

施術までの流れ

１.視診・問診

まずは患者様のお悩みについて、問診で話しを聞いていきます。

患者様が来院された時から治療は始まっていて来院してからの動きなども拝見して、治療に活かしていきます。

２.的確な運動検査、一ミリにこだわる触診

患者様のお悩みの原因となる筋肉を動きから、さらに実際に触り一ミリ単位で筋肉を触り分けていきます。そこで原因を見つけていきます。

３.説明と提案

そこで得た患者様のお身体の状態を踏まえて現在の状態をご説明いたします。

お身体の状態に合わせた最善な治療をご提案していきます。

４.施術

当院独自の触るレントゲンと呼ばれている【MPF療法】を用いてお一人お一人に合った刺激量や強さで治療していき、症状の原因となる筋肉を直接アプローチしていきます。

さらに大切になってくる姿勢に対してお一人お一人のお身体をチェックしたうえで【筋膜猫背・骨盤矯正】を用いて首や背中により負担をかけてしまっている不良姿勢や身体の歪みを整えていき、根本的な症状の改善を行っていきます。

５.通院指導、治療計画

改善に向けてのお一人お一人に合った、最善の通院ペースや治療の提案を行っていきます。オンリーワンの治療の計画を患者様お一人お一人と相談して治療を進めていきます。

【当院の根本治療】　らいおんハート整骨院佐久平本院

＝MPF療法×筋膜リリース骨盤矯正×鍼灸治療

【根本改善プログラム、治療計画】

症状の治療の最終ゴールは「元に戻らない体を作る」事です。

その為に、患者様のSTEP毎に的確な治療を行い、少しづつ痛みを引き起こさない体に近づけていきます。

根本改善プログラムは「元に戻らない体を作る」為に８～16回の治療プログラムを作らせて頂いております。

具体的なアプローチは、全身の歪みを矯正する事で正しい姿勢、正しい動きを再構築していきます。

更に痛みの原因であるしこり（筋硬結）を徒手治療や鍼治療などで除去していく事で「凝りがスッキリ、症状もスッキリ」を実現させていきます。

このような治療を行っていく事で、「治療後は楽になるけど、期間が空いてしまうと戻ってしまう」などのような訴えがなくなっていきます。

上記のような辛い症状でお悩みの方はもちろん、姿勢が気になるという方も是非一度当院にご来院して頂き、お身体を診させて頂ければと思います。そのお悩み一緒に改善していきましょう！