アキレス腱炎
- 走るとアキレス腱が痛い。
- 朝起きた時や座っていて立ち上がる時の動
- き出し始めが痛い。
- アイシングをしているけどアキレス腱の痛みが減らない。
アキレス腱炎とは?|らいおんハート整骨院 佐久平本院
ふくらはぎにある下腿三頭筋と踵にある骨(踵骨)を結ぶ腱であるアキレス腱に炎症を起こした状態を言います。
アキレス腱の表層には血流豊富な「パラテノン」と呼ばれる膜があります。パラテノンとアキレス腱の間には組織液パラテノンとアキレス腱の間には組織液が含まれていて、アキレス腱が動く際に摩擦を軽減させています。
アキレス腱やふくらはぎの筋肉に繰り返し負担がかかる事でパラテノンやアキレス腱に炎症や肥厚する事で腱の滑走が不十分になり痛みが出てしまいます。
他にもアキレス腱は一部の人は腱ではなく筋組織で構成されている人もいます。筋肉は過度に使う事と逆に全く使わない事により硬くなり柔軟性が低下します。アキレス腱はふくらはぎの筋肉が細くなりアキレス腱になっています。人間の体は筋肉と腱の境で痛みを起こす事が多い為、筋肉が硬くなる事で正常な機能ができなくなり、痛みが怒りやすくなります。
アキレス腱は歩行時や走る時などの運動時に、つま先を蹴り出す時に踵を持ち上げたり、足を地面に着く際につま先で踏み込めるようにするなど重要な役割をしています。
一般的に剣道や陸上、ジャンプをする運動選手によくみられます。
ただ運動をしていない方にもみられる事もあります。
アキレス腱炎の症状は?|らいおんハート整骨院 佐久平本院
アキレス腱炎は2つの場所に置きやすいです。
1つは、踵の骨に近い所(アコレス腱付着部)です。もう1つはアキレス腱が少しくびれているあたり(アキレス腱中央部)です。
症状として、運動している時にアキレス腱付近が痛い。
つま先立ちをした時や歩き始めにかかとは痛いなどの症状があります。
またアキレス腱に腫れが出ていたり、熱感を伴う事もあります。
アキレス腱炎はアキレス腱断裂に移行する事もあります。
10代、20代の方では、ほぼ起きません。
40代以降の方には起きる可能性はあります。
この頃になるとアキレス腱のみではありませんが、腱の変性が起きてきます。
変性というのも繰り返しの負担で、腱組織が微細な損傷を受けていたり、粘液を含んだり、腱が脂肪に置き換わったりし、アキレス腱が負担に耐える事ができなくなると断裂につながってしまいます。
アキレス腱炎の原因は?|らいおんハート整骨院 佐久平本院
アキレス腱炎はアキレス腱の繰り返し負担がかかり腱や筋肉の微細な断裂(肉離れ)が原因で発生します。
ただアキレス腱は1tもの負担に耐えると言われていますので、普段生活を送っている中ではアキレス腱炎は起きません。
なぜ痛みが出てしまうのでしょうか?
それは姿勢や骨盤の歪みがある事が関係します。
姿勢や骨盤の歪みがある事で、脚のアライメントは崩れます。
日本の方に多いのですが、猫背や骨盤の後傾(腰が丸くなる)の方が多いです。
この姿勢が続くと股関節が外に開き体重が外に乗ってしまう為O脚や扁平足になり、普段生活をしている時からアキレス腱が常に伸ばされた状態になるのでアキレス腱に負担がかかってしまい、繰り返し運動をした時に痛みが出てしまいます。
【一般的な治療法は?】
安静にして過度の運動を中止して、アイシングや消炎鎮痛剤の内服を行います。
また筋肉を緩める為の電気療法を行います。
当院では、アキレス腱炎の原因になっている下腿三頭筋や骨盤の歪みにアプローチを行い症状の根本改善を目指します。
当院でのアキレス腱炎の施術方法|らいおんハート整骨院 佐久平本院
1視診・問診
患者様のお悩みに対して問診で詳しくお聞かせ下さい。
お話を伺うだけではなく、御来院時や院内誘導の際などに患者様の身体の使い方や姿勢なども拝見して、治療の参考にさせて頂きます。
2的確な運動検査・触診
視診、問診をもとに患者様の訴えなどを統合的に判断し徒手検査や1ミリ単位までこだわる触診を行い、お悩みの原因を視診、問診をもとに患者様の訴えなどを統合的に判断し徒手検査や触診によって原因となっている筋肉を1ミリ単位で触り分ける事で、症状の改善を図ります。
3説明
視診、問診、運動検査、触診から得た情報を踏まえ現在のお身体の状態を説明いたします。
お身体の状態に合わせた最適な治療法をご提案させて頂きます。患者様が納得して頂いた上で施術に入らせて頂きます。
4治療
触るレントゲンと呼ばれる「MPF療法」と「筋膜リリース骨盤矯正」を行う事で症状の改善を図ります。MPF療法の特性と筋膜リリース骨盤矯正の特性を活かし、まずは姿勢や骨盤の歪みの改善を行います。そして筋肉にできた傷口に直接的に刺激を加え、痛みの軽減、循環の流れを改善させ組織修復を促し、早期改善を図ります。
更に、姿勢を改善させる為に重要な、筋肉の柔軟性を高めるストレッチや筋力トレーニングも合わせて取り入れる事で根本的な原因の改善を目指します。
5通院後のフォロー、治療計画
症状の改善に向けて患者様が治療をきちんと続けて行けるように、患者様一人一人に合わせたオンリーワンな治療計画を患者様と一緒に立てさせて頂きます。